水芭蕉 純米大吟醸 翠レビュー

日本酒

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群馬県利根川郡川場村 永井酒造

水芭蕉 純米大吟醸 翠

飲んだ感想

  • 吟醸香は洋ナシ、グレープフルーツ
  • グラスを傾けるとサラサラとしていて、色は透明だが少し。
  • 一口飲むとサラサラのお水のよう。
  • 爽やかな酸味、ほんのりフルーティーな風味の後に苦みがやってくる。
  • サラサラして軽いのに飲みごたえがある。
  • 常温に近づくにつれて滑らかな飲み心地になり、ほんのり甘味を感じる。
  • シナモンのようなスパイシーな味わいも感じられるようになり美味しい。

香りが控えめなので、食事の邪魔はしないように思います。私はただひたすらお酒だけで飲みましたが、とてもおいしいかったです。

このお酒の特徴

原材料

  • 米(兵庫県三木市三木別所さん山田錦100%)
  • 米麹(国産)
  • 使用酵母:群馬KAZE2号
  • 仕込み水:川場村の「やわらかな天然水」

スペック

  • 精米歩合50%
  • アルコール15%
  • 日本酒度:+2
  • 酸度:1.6
  • アミノ酸:0.9

私がこのお酒を飲んで美味しいと思ったのは、まず一口目のサラサラとしたお水のような飲み心地でした。

水芭蕉の仕込み水は川場村の「やわらかな天然水」です。

尾瀬連峰の標高2158mの武尊山(ほたかさん)に流れる伏流水を使用、硬度が50~60の軟水です。

とてもきれいなお水で永井酒造の創業者が惚れ込んで川場村に酒蔵を作ったそうです。

その水を守るために、仕込み水が取れる沢の両脇の森を少しずつ買い足し、自然の恵みをまるごと守る取組を行ってきました。
現在も、初代の意思を伝承し次世代にこの森を引き継ぐべく、森の手入れをしております。

惚れ込まれた水が非常に愛されていることがよくわかります。

香りも印象的でした。

柔らかで優しい白桃や洋梨のような香味は、飲む人の心を包みこんでいきます。

永井酒造HP引用

私にはグレープフルーツのような香りに思えましたが、人それぞれですね。

言われてみれば洋ナシにも近かったです。

群馬KAZE2号という酵母を使用しているそうですが、この酵母は洋ナシやリンゴを思わせる成分を多く作り出す酵母のようです。でも感じ方はひとそれぞれです。

そして私は山田錦100%使用して磨くのを50%までにしたのもおいしさの秘訣だと思っています。

私は酒造好適米を磨き過ぎる日本酒は味の幅が狭くなり、もったいないな…と思うことがよくあります。水芭蕉 翠は精米歩合50%なのでちょうどよくお米のうまさが残り、飲みごたえがあっていい具合だなと思っています。

そして日本酒度は+2ですが、数値だけを見るとやや辛口方向です。

でもやわらかな飲み心地なのはなぜなのか?

「翠」は白桃や洋梨を思わせる香りがあるため、鼻から入ってくる香りによって「甘やかな果実」の印象を受けます。そこへ軟水由来と考えられる柔らかな口当たりと山田錦の旨味が加わります。

私は実はあまり辛口のお酒はそんなに得意ではありません。でも水芭蕉 翠は数値以上に様々なおいしさが絡まって柔らかな味わいになったのかなと思いました。

まとめ

一口で印象的なサラサラの飲み心地とフルーティーな吟醸香は県利根川郡川場村の池のほとりに咲いた水芭蕉の花を想像できるほど、美味しく飲める日本酒でした。

その裏側に自然の恵みを守る活動や地元の名前を付けた酵母を使用したり、蔵元の地元愛を感じられる日本酒でした。

とても美味しかったです。また飲みたい!

ごちそうさまでした。



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