
福島県会津若松市 宮泉銘醸
写楽
大吟醸 しずく取り
飲んだ感想
冷蔵庫から取り出してすぐ
- 吟醸香はフルーティーで洋ナシや青りんごの香り。やや華やかな印象。
- 酸味がなくとろとろして柔らかい飲み心地。
- ほんのり苦みが後味に残り、美味しい
常温に近づくにつれて吟醸香は米、木樽のような風味に変化し、苦みが増してくる。
全体にバランスが良く華やかな味わいで、いくら飲んでも飽きない。

酸味がなくてとげがなく、
柔らかくておいしかったです。
特徴
- 原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール添加
- 原料米:兵庫県産山田錦100%
- 精米歩合:40%
- アルコール分:16%
- 一回火入れ
- 仕込み水:会津盆地の磐梯山が源流となる、雪解け水の地下水を使用
私たちの蔵は蔵人しか入れなく、蔵人たちが酒母室を含め徹底した衛生環境を構築し、常にこの環境を維持しているため、私たちの蔵独自の良質な天然酵母が蔵に存在します。この蔵に付いている天然酵母が、私たちの蔵で造る「酛(酒母)」に入りこみ、日本酒の味を決める土台が完成します。
天然酵母を使用しているのですね!
蔵に住み着く天然酵母で酒を造っているとありました。以前投稿した龍勢別格品ー八反錦ーレビューにも蔵に住み着いた微生物で発酵させる仕組みがあると記述しました。無添加で発酵させるなんてすごいな~!と思っていましたが写楽も天然酵母でお酒を造っていることに感動です。
そして何と言ってもとろとろの飲み心地!
日本酒造りに使用する「水」は、私たちが住む山々に囲まれた会津盆地の磐梯山が源流となる、雪解け水の地下水をくみ上げ使用しております。
宮泉銘醸HPより引用
磐梯山系の水は中軟水。軟水らしい柔らかな口当たりを持ちながら、酵母の発酵を支えるミネラルもある程度期待できるお水のようです。
毎年、気温が変化する中で育った酒米の状態は米の硬さや溶け具合が異なるため、目指す酒質に合わせ使用する水の温度、使用時間を変えることが必要になります。蔵の室温、水温、米の品温、米の水分含有量から吸水時間をその都度割出し、秒単位まで突き詰めた洗米、浸漬(吸水)を通して、蒸米されるまで米が理想の吸水状態になるよう常に計量・計測を重ねて丁寧に原料処理を進めます。
宮泉銘醸HPより引用
ただし上述するように水を単に「仕込み水」として捉えているのではなく、米の硬さや溶け具合に合わせ、水温や吸水時間を細かく調整しているそうです。
写樂のきれいで透明感のある印象は、「中軟水だから」という一言だけではなく、その水を使って米にどれだけ吸水させるかまで緻密に制御していることも重要だと思います。
磐梯山の豊かな自然の恵みを受け、この何とも言えないトロトロの心地よい飲み心地が誕生するのですね。

磐梯山、宮泉銘醸さんありがとうございます!
そして今回購入したのは写楽 大吟醸 しずく取り
しずく取りは酒造りにおける上槽という工程の袋絞りを意味していて、もろみを袋に入れて自然に滴り落ちた雫だけを集めたお酒という意味になります。
しずく取りは醪を強く押さないため、雑味や余計な成分が出にくく、香りがきれいで、透明感のある繊細な酒質になりやすいそうです。その反面、取れる量が少なく、時間も手間もかかります。高級酒に用いられる方法のようです。

以前桜風 純米大吟醸 袋取り中取り原酒というお酒をレビューしました。こちらも雑味がなく膨らみのあり、香りも華やかだった記憶があります。袋取りは手間がかかるだけやはり美味しいですね!
丁寧に磨いた山田錦をさらに丁寧に絞り出した日本酒は何とも華やか雑味が一切なく心が癒されました。
加えて写楽 大吟醸 しずく取りは水無月に販売されたお酒です。
皆様の口に届くその時に我々のベストの味を飲んでいただくため、米の種類、商品の種類毎に貯蔵時間、出荷のタイミングを分けております。
通年販売の写楽もあるのですが、上記のように米や商品の種類によって出荷時期が異なり、美味しく出荷できる時期を見越して販売されるようです。

Instagramで日本酒の投稿を見ると多くの方が写楽の投稿をしています。
写楽だけでも沢山の商品があってすごい!と思っていましたが、そういうことだったのですね!
各月にタイムリーな写楽を買うことが楽しみになりそうです!
まとめ
写楽 大吟醸しずく取りはトロトロとして柔らかい飲み心地と全体的にバランスが良く華やかな味わいが印象的な日本酒でした。トロトロの飲み心地には磐梯山の自然の恵みを感じられ、天然酵母を用いて酒造りをしていることから環境整備から徹底されている日々の仕事にこだわりを感じられ感動しました。
美味しく出荷できる時期を見越して販売されいている、というのも驚きでした。
一年を通して様々な写楽を楽しめそうです。



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